日々の雑感帖。小説は25pmにて公開しています。
アフィリエイト等はございません。

 

創作

『遠く』追加

短い文章を書いたので別サイト25pmへ上げました。久しぶりとなってしまったけれども、次はそれほどあけずに書ければいいなと思います。 毎年恒例のクリスマスが近づき、イルミネーションを見ながらいちゃつくカップルがそこここに。わざとうるさめの音を出し…

久しぶりに書いた

日々に精いっぱいで文を書けていなかったのですが、正月を利用し短いのが一つ書けたので25pmに上げました。 また本日よりペンネームを風深から市井一個に変更しました。今年の目標は2冊目を作る、というよりもそれくらい書くということにしようかと思います。

文学フリマ終了

文学フリマ行ってきました。こういうイベントは初参加、しかも売る側ということで、いろいろやらかさないかと心配だったのですがなんとかなったかなと思います。両隣さんともいい方々で心丈夫でした。買って頂いた方、寄って頂いた方、本当に有難う御座いま…

文学フリマ

先日やっと印刷所さんに入稿しました。思っていた以上に大変で徹夜で作業して仕事に行くという事態にも。原稿の形にするためにソフトの設定をいじったり、出力後の見た目が崩れて直したり、そういったことに時間をとられてヘロヘロになってしまいました。そ…

文学フリマ

第二十二回文学フリマ東京に参加することにしました。ほぼ1年間なにも書いていませんし、こういったイベントに参加することじたい初めてなのですが、思い立ったが吉日と申し込みました。最終的にどんな形のものができるのか自分でも想像できません。ただ通販…

小説は別サイトで書いていきます

また1年放置するところでした。そして今日から本や漫画の感想はこの場所で、創作小説は別サイト25pmで書くことにしました。ですのでここは雑記置き場になりそうです。 それに伴いブログタイトルを変更しました。ちょうど駄文ならぬ駄小説をひとつ書き終った…

そこへ

ぽたりぽたり降る雨だった。僕は縁側の手前に座って、ふりおりる雨の庭先をぼんやりと眺めていた。そこには捨て置かれたお盆があり、不規則な、しかし途切れることのない波紋が延々と広がっていた。薄暗くじめついた空気がわずかに揺らいだ。気圧が低くなり…

寒冷前線が降りてきたシンシンと冷える深夜、路面から冷気とも温気ともつかぬ湯気が立ち昇っていた。頼みの綱の鳥ももう見えない。天井にはぺろりと夜が張り付いて、星たちを縫いとめる。ピンクの豚の顔を持つ痩せぎすの男はビルとビルにぎゅうぎゅう挟まれ…

イヤホンを耳につっこんで、夕暮れの国道を原付で走りにぬける。ちょっと無理しながらも群れる車たちのライトをすり抜けて、車線と車線を行き来する。壊れかけたメットの隙間を過ぎる風のキュウキュウという音。曲の疾走感も相まって不思議な気持ちが高まる…

晴れてはいながらも、周りの建物みながみな薄暗い影をおとす夕刻だった。雨上がりの濁った水たまりに淡い赤を垂らした色があたりを包んでいた。よくセールスマンが漂わせている種の、胡散臭いようでいてどこかキリッとした雰囲気を持つ男は、煙突のように玄…

受け入れること、受け入れられること

ぼくはいつの頃からかここに座っていた。どうしてか、いつからか。そういうようなことに意味はない。ただ、今ここにいる、うん、それだけのことだった。 ふぁっ、と空気がぼくの体をうしろからなぞって、悔いも残さず前へひらりひらり飛んでいく。今度は少し…

心中

水音が辺りに響いた。初めのうちはその音を聞いているだけで、僕は、なんと言っていいか、どんな表情をすればいいか分からず立ちつくすだけだった。 ここのところ、夕立が降ることが多い。いちどきにざあっと降って、すると今度はすぐにキラキラした光が降っ…

2周目など

『ひぐらし』 をもう一度やりなおしてみました。最初の衝撃が強すぎてなかなか本編をやり直すことができなかったのですが、一通り落ち着いたので。ストーリーも設定も曲もすごいけど、やっぱり文のつくりかたが特にやばいなぁ。。この人、相当本よんでるよな…

スーツ

いまにも雨が降り出しそうなくらい膨らんだ暗い雲が、わずかな光さえも通さないという様子の1月の午前、古野楓はぬくぬくとしたこたつの中から恨めしそうに揺れている外の庭木を恨めしそうな顔で見つめていた。この感想文を書かなくっていいなら1・2時間…

ふとあたりを見まわしてみたら光の粒の海だった、なんて言ったら笑われるのかな。見わたすかぎりこがね色にまぶしく輝いてて、胸くらいまであるふかふかの光をかきわけながら、私もふかふか進んでいった。 やっとたどり着いた私は、彼に、ねぇー、って声をか…

もくもくと煙をはきだすことに生きがいを感じている煙突、そいつをいくつもくっつけたいかめしい工場がいばって群れている。そのすきまにうずもれるようにしてなんの変哲もないアパートが建っていた。ただ、一室のドアと壁だけはどす黒い色をしている。黒以…

林の奥で

み゛ーんみ゛んみ゛んみ゛ー・・・ もう夏も終わりだというのに蝉のなき声が聞こえる。み゛んみ゛んみ゛ー。あーもう! うるさいうるさい! み゛ー。・・・え、いや、鳴いているのは僕だ。僕はこの夏が始まってからずっと、鳴いていたんだ。そしてこの夏に必死…

コーラをひとくち飲んで私はたずねた。「それって生まれたときからそうなの?」 彼は悪びれることもせず、ほほえみながらさらりと答えた。「そうだよ。まぁ気づいたのは小学校のときなんだけどね」 初夏の公園は、眩しいほど明るい緑の光を木々から放ってい…

山の青

真夜中。懐中電灯が照らしてはいるが、薄暗い。左の沢からの水しぶきで足元の岩はテラテラと光り、今にも足を滑らせてしまいそうで、私はゆっくりと歩を進めていた。水の流れる音と私の足音。それしか聞こえない世界がそこにあった。時折り自分の足音のはず…

理由

最近、絵に没頭できない。鉛筆を転がしてみる。からから音がする。ただ空しい、空しい。 私が美大に入ったのは、小さい頃から絵を描くのが好きだったから、っていうまっとうな理由じゃない。まあ全然好きじゃなかったわけではないんだけど、図画工作の時間に…